iPhone撮可現場のカメラ設定【保存版】—“ブレない・色が暴れない・ズームで崩さない”ための手順
撮可で勝つコツ📸
難しい編集より現場で崩さない設定。
下の順番どおりにサクッと準備→当日の切替→撮影中の操作までやればOKです。
① ストレージを確保する
設定▶一般▶iPhoneストレージで空き確認。目安:1曲フルで1.5〜1.7GB。空きが少なければ写真・動画を一時退避。
② フォーマットを決める
設定▶カメラ▶フォーマット=高効率(HEVC)。容量に優しく画質も安定。PCで古い環境に渡す時だけ「互換性優先」。
③ ビデオ解像度とfpsをセット
設定▶カメラ▶ビデオ撮影=4K/60fps(基本)。
暗め会場・発色が乱れる時は4K/30fpsに即切替。
④ 手ぶれ対策を固定
設定▶カメラ▶手ぶれ補正(拡張)ON。
同画面で自動FPS=OFF(勝手にフレームレートが変わってブレやすくなるのを防ぐ)。
⑤ カメラ・WB・露出をロック
設定▶カメラ▶カメラをロックON(録画中にレンズが勝手に切り替わらない)。
設定▶カメラ▶ホワイトバランスをロックON(色が転ばない)。
設定▶カメラ▶設定を保持▶露出調整ON(毎回の白飛び調整を保持)。
⑥ HDRの使い分けを決める
設定▶カメラ▶HDRビデオ
— 屋外の昼〜夕方=ON(空や逆光の粘りが出る)
— 屋内・演出光が激しい=OFF(フリッカーや色ムラを避ける)
⑦ 望遠レンズに“録画前”に切替える
標準カメラを使う前提。赤い録画ボタンを押す前に画面の倍率(2x/3x/5xなど)をタップして望遠レンズに切替。
※録画後のピンチ操作=デジタルズーム劣化なので基本NG。
⑧ 撮影スタンスを作る
両手でホールド+肘を体に付ける or 柵/座席に当てて三点支持。立ち位置は**推しの側(下手/上手)**を事前に把握。
⑨ 露出だけ軽く触る(AE/AFロックは多用しない)
画面を軽くタップ→太陽マークを少し下げて白飛びを抑える。被写体が動く現場ではAE/AFロックは基本オフ(置いてかれにくい)。
⑩ 屋外/屋内での“即時”切替指針
・屋外(昼〜夕方)=4K/60 + HDR ON。
・屋内/暗い=4K/30 or 60 + HDR OFF。
迷ったら60→映像が暗くて辛い時だけ30へ。
⑪ こんな時はここを下げる
・ノイズ/ブレが増えた→ fpsを60→30へ。
・色がチカチカ/肌色が転ぶ→ HDR OFF。
・勝手に画角が変わる→ カメラをロックONになっているか再確認。
⑫ 録画後の取り扱い
AirDrop or Lightning/USB-CでPCへ。HEVCが開けない環境なら**Photosで“最高の互換性で書き出し(H.264)”**に変換。
⑬ 10秒チェックリスト(会場入り直前)
①4K/60(暗ければ30)/②手ぶれ補正拡張ON/③自動FPSOFF/④カメラをロックON/⑤WBロックON/⑥HDR(屋外ON・屋内OFF)/⑦録画前に望遠切替/⑧露出を少し下げる
まとめ
この順番どおりに固定しておけばブレ・色崩れ・ズーム劣化の三大事故を回避できます。
明るさ次第で60↔30、会場種類でHDR ON/OFFだけ切り替える—これが“撮可で勝つ”最短手順です。
※各会場の撮影/公開ルールに必ず従ってください。


